くまもと表

国産おもてのトップブランド「熊本県産畳表」

県内で染め土を統一し、着色剤の使用を禁止しているので色調がそろっており、強いタテ糸で厚く織り込んでいるためきれいで丈夫です。標準品から特選品まで幅広く豊富に品揃えができます。ブランド化も多く、熊本産内でも特長が細分化されています。尚、国産表の90%以上が熊本産です。



ひのさやか

イグサの優良品種「ひのみどり」で織られたJA熊本ブランドの上級畳表。使用イグサは110センチ以上。織りこみ本数は密で約5000~6000本、色調と色合いは良好。麻、(綿経糸使用二本芯)

ひのさくら

イグサの優良品種「ひのみどり」で織られたJA熊本ブランドの高級畳表。使用イグサは130センチ以上。織りこみ本数は約7000本、色調と色合いは良好。(麻麻、麻綿のダブル経糸使用

ひのさらさ

イグサの優良品種「ひのみどり」で織られたJA熊本ブランドの最高級畳表。使用イグサは140センチ以上。織りこみ本数は特に密で約8000本。色調と色合いは特に良好。(麻麻、麻綿のダブル糸使用)



迫力!イグサの収穫シーン

刈り取り前の様子

6月下旬 八代市

生産者 和田正臣さん 品種 涼風 

刈り取りの様子

7月初旬 宇城市

生産者 和田正臣さん 品種 涼風



イ草の違いは5年後にはっきり!

賃貸用でよく使われている中国産たたみ表。

納品から、2,3年後の様子。

黒っぽい筋模様が顕著に表れてきます。

熊本産ブランド表の「ひのさやか」。

5年以上経っても、目立つような黒い筋模様は表れません。



もちろん、熊本表でも違いがあります。

●イ草の【胴】が畳になる!

ポイントはイグサの長さです。イグサを長ネギに例えるとわかりやすいと思います。長ネギは根元と胴の部分と葉先ではそれぞれ、色が違いますよね。色が均一に整っているのは胴の部分と範囲が限られます。イグサの場合は長く伸びた方が、色の整っている胴の部分が大きいということです。要するに畳表のランクはイグサの長さによって変わる、と言っても過言ではありません。